皮膚の構造について

皮膚の構造を理解しよう【表皮や真皮って何?】

2016/05/20

表皮とは?

ケラチノサイトと呼ばれている表皮細胞によって形成されているもので、厚さ0.06から0.2mmにあります。血管は通っていませんが、末梢神経は届いています。

表皮の表面は、角層に覆われていて、最下層には、基底層があります。

基底層とは?

表皮細胞が生まれる層です。紫外線が肌に当たると、大量のメラニンが作られるということを聞いたことがあるかもしれませんが、それは、メラノサイトという色素細胞で作られています。

このメラニンは、降り注ぐ紫外線を吸収して、体内への侵入を防いでくれています。ただし、メラニンが紫外線を吸収しすぎた結果として、日焼けや、肌が黒くなる原因となり、ケアを怠るとシミやそばかすの原因になってしまいます。

真皮とは?

真皮の約70%は、コラーゲンでできていて、肌のハリや弾力を保つ役割を果たしてくれます。厚さは、約2mmのところにあり、皮膚の中心部にとなります。皮脂腺や、汗腺、血管や神経がある部分になります。

コラーゲンというのは、よく聞く言葉ですが、繊維状のたんぱく質で、アミノ酸を主成分としています。そもそも、人間の体というのは、皮膚や内臓、筋肉などの大部分がタンパク質で、さらに、そのタンパク質の40%が、コラーゲンとなります。

更に、真皮には、コラーゲンだけではなく、エラスチンやヒアルロン酸、線維芽細胞(せんいがさいぼう)が含まれています。

エラスチンというのは、コラーゲン線維をまとめて、束ねる役割を果たしますが、たるみやシワの原因となります。これは、エラスチンが、年齢を重ねて年をとると弾力を失ったことで、ねじれて切れてしまったり、1本1本の線維が細くなったりすることで、弾力性を失うことが、原因となっています。

ヒアルロン酸というのは、馴染みが深い言葉だと思いますが、保水効果が非常に高い多糖類と呼ばれるもので、たった1グラムで、6リットルもの水分を保持できて、水と馴染みやすいので、肌のハリを保つ働きがあります。

線維芽細胞という細胞が、この2つを生み出しています。

最近では、この真皮を、ベットに例えることも珍しくありません。ヒアルロン酸がクッションで、コラーゲンが、クッションを支えるバネの役割をすることで、肌のハリと弾力を保つ役割を持っています。

この2つの役割も、スプリングのベットイメージすると、より理解がしやすくなります。一定の場所に負荷をかけ続けたり、飛び乗ったりしてしまうと、スプリングは次第に伸びてきて、ぺたんこになっていきます。

肌でもこれと同じことが起こり、強い刺激や、強いマッサージ効果を一定の場所にかけ続けると、最終的には、シミやたるみの原因となり、結果的に毛穴が開いてしまうのです。

最近は、小顔になれるというキャッチコピーで、美顔ローラーや小顔になるためのマッサージが流行っていますが、同じ場所ばかりやり続けると、逆効果となり、ハリや弾力を失わせることになるので、ご注意ください。

皮下組織とは?
これは、そのほとんどが皮下脂肪となります。

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