皮膚の構造について

活性酸素がニキビの原因となる条件とは?

2016/05/25

ニキビを根本から改善するためには、なぜニキビができるのかというメカニズムを知る必要があります。

こういった話は、難しい言葉がたくさん出てきますし、面白くもないのですが、正しい知識を身に付けることが、効率よくニキビを改善することにも繋がっていきますので、目を通してみられてください。意外な発見があったり、日々のケアに取り入れられることがあって、参考になると思います。

ニキビができる原因は?
ニキビができる直接的な原因は、皮脂の中に含まれるスクアレンなどの脂質が酸化してしまうことにあります。ニキビのできはじめは、まず、皮膚の表面で角層が厚くなり異常角化を起こして、毛穴が狭くなります。毛穴が狭くなると、皮脂の出口も狭くなるので、スムーズに皮脂を排出することができず、皮脂が溜まります。この時点では、ニキビができる一歩手前の段階で、コメドと呼ばれています。

この段階になると、皮脂が詰まった状態になるので、スクアレンなどの皮脂が酸化しやすくなり、酸化してしまうとニキビになるのです。

つまり、ニキビを改善するためには、角層の異常角化と、スクアレンなどの皮脂の酸化を防ぐことが、重要となります。ニキビのケアは、この2点を、しっかりと意識していきましょう。

活性酸素が皮脂を酸化させる原因となる!
皮脂が酸化する主な原因になっているのは、活性酸素です。ただし、活性酸素の存在自体が悪い影響を及ぼすということではありません。体内に入り込んだ細菌やウイルスを退治してくれたり、細胞の老廃物を処理することで、血液の循環を助けてくれたりする働きがあります。

では、なぜ悪いイメージだったり、皮脂を酸化させるようなことに繋がるかというと、過剰に発生した活性酸素が、体内の脂質や皮脂と結びつくことで、過酸化脂質というものになってしまうからです。このことは、酸化と呼ばれていて、体のサビを作り出すといわれています。また、過酸化脂質は、周囲の細胞を傷つけることで、老化や病気の原因にもなることがわかっています。つまり、余分な活性酸素が悪い影響を及ぼしているということになります。

活性酸素が過剰に発生してしまう条件とは?
ニキビの原因を作る活性酸素は、アクネ菌が代謝物として出す、コプロプルフィリンという物質に、紫外線が当たることで、大量に発生してしまいます。アクネ菌は、皮膚常駐菌ですし、皮脂や汗を食べて皮脂膜を作るという重要な役割があるので、存在自体が悪いわけではないのですが、ニキビができている状態だと、アクネ菌の数が、正常な肌の場合の100倍も存在してしています。

それだけの数のアクネ菌がコプロポルフィリンを出すので、ニキビ肌は、活性酸素が非常に発生しやすい状態であるということが、わかると思います。

活性酸素が大量に発生することで起こる肌の異常について

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